光の旅路(8)2013.10月号

「内子のまち」

挿絵1Garden2013年 紙本彩色

実りの秋を迎えました、この時期になると絵の取材を名目に和栗を手に入れる為に愛媛県喜多郡内子町へ足をのばしたくなります。

広島市内から内子町へは車でしまなみ海道を渡り片道3時間の道のりです。

内子町は江戸末期から明治にかけて木蝋製造で栄えた町で600m続く町並みには当時の町屋が数多く残っています。

内子町内から車で20分くらいのところにある石畳地区、ここは斜面に棚田や栗畑が広がり「日本の農村風景百景」にも選ばれており、古きよき農村の面影を残しています。

山をあがった所にある弓削神社には木製の屋根付き太鼓橋が残っていて、愛媛県には全国的にも珍しい屋根付き橋が多く点在しています。

屋根がついているのは風雨で傷みやすい木橋を守るためで、

多くの橋がコンクリ-ト製に代わるなか、地元の方々が昔から慣れ親しんだ木製の橋を復活させようと現存する3基を補修し建て替えながら内子の風景を守り伝えてきました。なんてことない田舎の風景もこの屋根付き橋のおかげでドラマや映画に使われ多くの観光客がここを訪れ観光資源になっています。

 

スケッチは内子町の山間の集落に流れる小さな川にかかる「田丸橋」を描いたものです。ドラマ「坂の上の雲」司馬遼太郎原作の一場面にもこの橋がでてきます。

 

和栗は「道の駅内子フレツシュパ-クからり」にて購入することができます。

果物や野菜も多く揃ってました、通販はできないのですが市価の半額で買えるので近くにお立ち寄りの際は利用してみてください。

 

 

挿絵2 「田丸橋」 スケッチ (愛媛県/内子町)」 

挿絵3 「和栗」